突然の雨の中、あぶく村に向かうタクシーが一台。
なんだかえらい新鮮な気分になりますが
うんてんしゅさんに導かれ、やってきたのは…
のした村に出張していた、ニコなのでした。
去年の夏に旅立ち、雑草だらけの『のした村』を発展させるべく
奮闘していたニコですが、予想外の長期滞在を終え
この度あぶく村に帰ってきたのです。
そんな訳で、何日ぶりなんだか数えるのも面倒な程
不在だったニコ、たぬきちさんからの挨拶も大変他人行儀です。
のした村ではベル稼ぎに追われて大変だったけど
この村はもう、それなりに潤ってるし、平和な日々が始まるね。
と思いきや、家主はまだローンを完済していなかった。
てか、その金額ってさぁ…もしかしてまだ最終の返済を
一度もしてないんじゃないですかね。
金あるんだから払っとけよ。
ともかく、またこのおウチの一員として右下ベッド確保。
お休み中の３人さん、今日からまたよろしくね、と。
と、同居人に挨拶を住ませたら、住人へのご挨拶。
まずはのした村でも一瞬一緒に過ごしたジョンさん。
……うん、いや、知ってるけどね。
やたら短期間だったし、改めてよろしくね。
続いて、こちらものした村で共に過ごしたさるお。
おさんぽ好きだったかどうかは正直覚えてないけど
そんな悲しそうな顔しなくても覚えてるよ!!
というか。
キミとはのした村どころか、旅立つ前にこの村で散々
友好を深めていたと思うんだよね。
いいけど。
いいけどさ…。
そんな訳で、涙がポロリな住人へのご挨拶はまだつづきます。
