なにやらどんよりした空の下、ぶらぶら歩いていると
グレオさんからお誘いが。
ほう。
グレオさんはなんだかいつも外出していることが多いから
あんまりおウチの中って見せてもらったことがないんだよね。
ということでお邪魔します。
一体なにをそんな自信満々に見せてくれるのかと期待して中に入ると……
壁紙があれな感じなのは記憶の通りだったけど、バルーンドッグランプの
緑色な灯りだけでムーディーな雰囲気を醸し出す、グレオハウスがそこに。
そんなグレオハウスでひときわ目を引く家具はこれです、だらしないソファ!!
だいぶ前にグレオさんチ来たときにも気になったんだけど
ソファにポテトチップスとか置いてあって、くつろぎ感がとんでもない。
のですが、そんなグレオさんの体にも馴染んでいそうな
子どもみてぇなもんのソファを、あっさり譲っていただく。
で、フと気付いたんだけどこのクロスの垂れ下がってるテーブルも
きっとだらしないヤツだよね。
気付かずに見ていると、ハイセンスなシャレオツテーブルかと思うけど
よくよく見るとだらしないという、魅力満載の家具。
いやぁ、人のウチのことどうこう云いたくないけど、この家に遊びにきても
固くなる要素は全くないなぁ!!
んでもって、今度はそのテーブルも譲ってもらいに遊びにくるからまた誘ってね。
ということでステキなくつろぎソファを手に入れて家に帰る途中
クマロスから公共事業の提案です。
スフィンクスなー……キミの提案してくる建造物って、なんかいつも
ぶっとんだハイセンス事業だよねぇ。
そしてそんなハイセンス事業がないと、魅力の伝わらないあぶく。
村長はこれからも地道に頑張るよ。
