呼ばれて飛び出るジャンジャジャーン。

夜になって活動したひとみさんを、控えめに呼びかける
半透明の声が……。
ものすごく覚えのある呼びかけに、数ヶ月前の苦労が
まざまざと思い返されます。

呼ばれるままに方向を変えつつ、声の主を探します。
どうやらこっちじゃないらしい。

どうやらこっちで正解らしい。

どうやらまたもや逆走らしい。

いいからさっさと出てこい。
と、ひとみさんが本気でイラつき始めたその時

何やら帽子をかぶったゆうたろうに遭遇。
人魂を探している幽霊から、どうやらランプの精に鞍替えした様子。
人魂が見つからなくて、いつもビクビクしていたものね…。

それにしても、頭に乗せてるものが変わっただけで
キミの気弱そうに見せて厚かましいその性格は
全く変わっていないのね!!

ところで、今日もこの村に新しい住人が増えましたよ。
ひとみさんチの南西、海辺に居を構えたシュバルツさん。
男前は大歓迎中。これからどうぞよろしくね。

そんなこんなで挨拶したり雑草抜いたりと村中回っていたら
ポツーーーーンと落ちてるランプを発見。
なんかこれ見てたらカレーが食べたくなったのはなんでかな。

てことで、ソースボート空のランプをゆうたろうに渡しましょう。
早くお礼クレ!!とがっついてしまったけれども、どうも人目につくと
いけないらしく、ひとみさんチの屋根裏部屋でランプをこするよう
きっちり指示を受けましたよ。
随分おごそかに願いを叶えてくれるものなんだねぇ、と思ったら

バ　　カ　　に　　し　　て　　ん　　の　　か　　。

ということで、ぱっぱらぱ～はともかく、無事にお礼を頂きました。
なんかちょっと怖いね『どうけしのかめん』です。

ところで、ランプ探しの最中に、キノコかと思いきやの
きのこのもりのゆかを見つけたよ。
……さすがに絨毯は無理があるんでないかね。